ウリモン :Olimong (Phillipines)

フィリピン・コルディレラ地方の鼻笛で、竹で出来ている。横の写真の穴から鼻息を吹き込むと音が出て、指穴で音程を変えるものである。

指穴は4つ(表3つ裏1つ)であるが、私のような駆け出しでも「草原情歌」や「七つの子」「ぞうさん」など幅広いレパートリーの曲を奏でられた(!)

音は小さく素朴な音である。この鼻笛は恋人や死者のために奏でられるそうで、だから音は小さくても良いとのこと。

この鼻笛にも息の強さがかなり鍵になるようで、息を強くしていくと私でも2オクターブ上までを出せる。その分、一番下の音を出すにはかなり弱い息を出さないといけない。

素朴な音が癒しになるとも言われる。

この鼻笛はパゴッチュ・ミュージックさんから購入したものである。

平澤 翔の鼻 | the Nose of Sho