ノーズ・フルート~ 音を出して見よう!~

今回は、ホイッスル型の鼻笛についてです。ベトナム製鼻笛とヒューマナトーンの二つの吹き方について書かせていただきます。他の鼻笛にも応用がききますよ!

~ベトナム製鼻笛~

ベトナム製の物は一見するとどこに鼻を当てるのか分かりにくいかもしれません。

この鼻笛は、鼻先に穴のある段の上側(それより上に何も無い側)そして鼻の下の溝の中間辺り(上唇中央の出っ張りの上)に下側(歌口のすぐ上です)を、軽~く引っ掛ける感じに当てます。(唇に当ててから鼻先に引っ掛けるとしっかりフィットします)全面が鼻に当たっていなくても大丈夫です。

口ですが、まず上唇で歌口を塞がないように注意します。(段になっている所のすぐ下、そこのスペースに上唇を納めます)下唇は歌口の削られている所の外にあれば、音をミュートしてしまうことはありません。

~ヒューマナトーン~

鼻を当てる位置は小さい側の三角の切れ込みとその周りを囲む楕円形の部分です。

口のほうは、ベトナム鼻笛と同じでまずは上唇で歌口を塞がないように注意します。そして下唇は「PAT NO. ・・・」と書いてある所(黄色い丸印の所です)より下にあれば音をかき消すことはありません。では鼻息を出してみてください、音が鳴るはずです!


両方とも「口息」ではありませんのでご注意を!



平澤 翔の鼻 | the Nose of Sho